口を開いた時、息をした時に嫌な臭いがするようだと、周囲の人に迷惑をかけてしまいます。その結果として相手に嫌われて、修復ができない状態になるかもしれませんから、速やかに対策を講じることが必要です。では、どうすれば口臭を消すことが出来るのでしょうか。
今回は簡単に口臭を消すオススメの予防法・ケアの方法をご紹介します。
目次
口臭を予防・ケアするためには最初に必要なこと
まずは自分が出している口臭の原因がなんなのか、元々は何が原因で口臭がクサいのかを突き止める必要があります。
口臭の原因として考えられるのは、大きく分類すると口が乾燥していたりホルモンバランスが崩れることで起こるケース、食べ物や飲み物の臭いが残っているケース、消化器や呼吸器など病気で発生するケース、ストレスによって起こるケース、臭いがないのに臭うと思いこんでしまうケースがあります。
乾燥やホルモンバランスの崩れが原因の口臭の改善方法
口が乾燥していたりホルモンバランスが崩れているケースは、唾液の分泌が少なかったり、口呼吸をして唾液が蒸発して口内の細菌が繁殖してしまうことで臭いが生まれてしまう状態です。
つまり、唾液が増えて細菌の繁殖を抑えたり、歯磨きやうがいをして口内を清潔に保つことで臭いを消すことが出来ます。このケースでは予防やケアというのは、就寝時でも口呼吸をしないようにテープをつけたり、唾液の分泌が増えるように水分をこまめに摂取すること、食事の後には歯磨きをすることといったことです。
ホルモンバランスなどは一時的なものですから、その間は口臭対策のガムやタブレットを噛んだりして臭いを打ち消せば大丈夫です。
食べ物や飲み物が原因の口臭の改善方法
食べ物や飲み物の臭いについては、例えばニンニクやネギなどが含まれた食べ物は強い臭いを発して時間が経っても残るので注意しなければいけません。
ニンニクの場合ではアリシンという物質が臭いの発生源となるので、そこに効果がある牛乳や緑茶を飲むことで、短い時間で臭いを消すことが出来ます。予防としてもニンニク料理を食べる時に、一緒に牛乳を飲んでおくようにしておくと良いでしょう。
それでも残ってしまうときのケア方法としては、口臭対策のガムやタブレットである程度履けしてくれます。
病気が原因の口臭の改善方法
病気が原因によって発生する講習の場合には、がんのような重大な病気ということもあるので、病院で検査をしてもらうことを最優先にしておくべきです。しかし、単純に暴飲暴食など普段の生活によって内臓の調子が悪くなったというのであれば、生活習慣を見直すことが臭いを根本から消すために効果的です。
歯周病や虫歯で繁殖した細菌が、悪臭を感じさせるガスを発生することもあります。その場合には自然になおるということはまずないので、歯科医院にて治療をしてもらうことです。
病気の治療をしている間は、口臭対策のガムやタブレットを使って、一時的臭いを消して対応をしていくようにしましょう。
ストレスが原因の口臭の改善方法
ストレスが原因というときには、唾液の分泌が足りなくなっているので、一番目の理由と同じく水分を摂取して唾液量を増やしたり、歯磨きやうがいでとりあえず匂いを消すことは出来ます。しかし、原因はあくまでもストレスですから、予防・ケアのことを考えるのであれば、日常生活ストレスを抱えることとなくすしかありません。
趣味でストレスを発散させたり、仕事量を減らす転職をするというように、環境を変えることが効果的です。
ストレスや心の問題が原因の口臭の改善方法
最後に臭いがないのに臭うと思いこんでしまう、というのは、心の問題で口腔心身症とも言います。これもストレスが原因になりえるものですが、その引き金として周囲の人が鼻を押さえたり、臭うと言われることで起きるものです。解決するためには、機械で臭いを測定して、客観的に口臭が発生していないという事実を教えてあげれば、自己暗示が解けることもあります。
後は、ストレスが溜まると、そういう思い込みをしがちなので、運動などでストレス発散をして講習のことを忘れさせれば効果的な予防・ケア方法となります。