体臭の悩みは男性のイメージが強いですが、女性も最近悩む人が増えていますよね。
体臭は食べ物を改善することにより、体質を改善しニオイの問題を解決することが可能になります。とはいえ、食べ物にどのような消臭効果や消臭予防があるのかを知っている人はそれほど多くないかもしれません。また逆に、どのような食べ物を体に含めるとニオイが発生するのかを知っている人も意外と少ないです。
今回はそんな体臭にいい食べ物をご紹介します。
食べ物が原因で体臭が臭くなる理由はなに？
まず体臭が臭くなる理由を理解しておきましょう。
食べ物の成分の中で、特にたんぱく質はニオイのもとになる可能性が高いです。実はタンパク質を消化する場合には、たくさんのエネルギーを使います。そのため、体中が汗をかきやすくなります。
汗をかいたままだと皮膚にある菌によって分解＆酸化され、それがきっかけで臭いニオイを発するんですよね。
また、ニンニクなどもやはりニオイの原因になりますので、ニオイを発生したくない人はニンニクが入っている食べ物は避けるべきです。ニンニクが入っている食べ物は、ステーキやパスタなどになります。これらを避けることでニオイを減らすことは可能でしょう。
外食した時にたまたま注文した料理にニンニクが入っていた場合は、できるだけ早めに体の外にニンニクのニオイのもとを出す必要があります。
動物性のチーズや牛乳などもニオイを作り出す原因の一つになります。チーズや牛乳などは、腸内の悪玉菌によって分解され、その結果アンモニアが作りだされますので、それがニオイの原因になっているわけです。
体臭を改善・予防する食べ物は？
体が臭う食品を食べなかったとしても、100パーセント防げるわけではありません。より効果的に体臭を減らすためには、体臭の原因を防止するための食べ物を口にする必要があります。
まず食べ物の中で体臭を防ぐものの一つは、抗酸化食品になります。
ビタミンCが多く含まれている野菜や果物などは抗酸化食品といわれており、体に良いだけでなく体のニオイを抑制することができます。毎日のように果物やサラダを食べることで、ニオイを防ぐことが可能になるとすれば、毎日の料理の一品を少し工夫してみましょう。
アルカリ性の食べ物も体のニオイを減らしてくれます。アルカリ性食品の代表的なものは梅干しになります。
わかめやコンブなどの海藻類も効果的です。アルカリ性は体内で乳酸の発生を抑えることができます。乳酸の発生が体のニオイを発生させているため、それを抑えることで結果的にニオイが少なくなります。
海藻類は疲労回復にも良いため積極的に摂取をしてみましょう。腸内環境を整える食事も体のニオイを抑え、体質を改善する働きがあります。
また、フラボノイドという成分も体臭の消臭効果があります。
ここからわかることは、栄養素をしっかりと理解して、毎日の食生活を引き締めることです。多くの場合、食生活を改善すれば体臭が臭くなるのを改善・防止することができます。
体臭を改善・予防する食べ物まとめ
- キウイ・レモン・アサイーなどのビタミンCが入った食べ物
- 梅干し・酢・海藻類などアルカリ性の食べ物
- 緑茶、蕎麦、銀杏などのフラボノイドを含んだ食べ物
できるだけ早く体臭を消す方法は？
自分の体臭を気にしているとき、次の日に誰か人と会う約束をした場合や、満員電車に乗り会社に行かなければならない場合は、できるだけ早く体臭を消したいと考える人が多いと思います。
これには一つ方法があり、ひたすら汗をかく方法がオススメです。
なぜ汗をかくのが良いかというと、体臭うは汗とともに体外に放出されるためです。
汗をかく方法はランニングなどをして体を動かすることもよいですが、お風呂に入って汗をかく方法も体臭を消す効果があります。いずれの場合も体内からニオイを放出することができるため、翌朝までニオイを取りたい人にはオススメです。
お風呂に入る場合は、汗をかいた後に消臭効果のあるボディーソープを使用するのも良いです。
体臭を香水を強めに使って消す人もいますが、根本的にニオイを打ち消しているだけですのでニオイのもとをなくすることができているわけでもありません。
さらに、体臭の上に香水でニオイをつけているため、ニオイがキツくなって逆に臭いと思われてしまうので注意が必要です。