女性用の育毛シャンプーは昨今、数を増しておりクオリティも高められています。
優れた効果を持つとされる育毛成分を含めたものも登場し、さらに効果的な抜け毛予防や育毛を目指せます。
そして中でも特に注目度の高い存在と言えるのがキャピキシルです。
主に男性向けの育毛剤に配合されていた成分ですが、安全性の高さからシャンプーにも含まれるようになってきています。
目次
キャピキシルはどんな成分?どんな特徴がある?
キャピキシルとはどのような特徴を持つのかを解説すると、この成分は二つの物質を主体に構成されています。
ひとつはアセチルテトラペプチド3ですが、これは4つのアミノ酸で構成されているのが特徴的です。
強力な細胞修復作用をもっており、最先端の医学でも活用されています。
その細胞修復作用の働きで弱った毛母細胞の活力の回復にも期待ができます。
もうひとつはアカツメクサ花エキスです。
こちらは多年生の植物で古くからハーブとして利用されてきた背景があります。
この植物から摂取できるエキスにはビオカニンAというものが含まれ、5α還元酵素を阻害する働きがあると言われています。
5α還元酵素は男性の薄毛の原因でもあるAGAを引き起こす物質としても知られており、対策には通常、専用の内服薬を用います。
しかしビオカニンAは天然素材でありながらも治療薬と同等の効果が得られるとして注目されているのです。
キャピキシルは育毛効果があるので、薄毛や抜け毛対策にピッタリ
この二つの物質が組み合わさったものがキャピキシルと呼ばれています。
どの程度の優れた効果を持つのかが肝心ですが、優れた育毛効果を持つことで有名な、ミノキシジルをしのぐ作用を持つのが大きな特徴です。
ミノキシジルと言えば男性の薄毛対策はもちろんのこと、女性の薄毛に対しても効果的として有名です。
病院での薄毛治療でも採用されるほどの成分で、確かな発毛作用も認められています。
キャピキシルはそんなミノキシジルを上回る働きを持つ存在で注目の的となっているのです。
キャピキシルはミノキシジルより効果が3倍もある?
効果としてはミノキシジルのおよそ3倍とされています。これだけの比率で作用するのはキャピキシルならではの特徴が理由です。
前述したようにこの成分には脱毛物質を食い止める作用がありますが、ミノキシジルにはそういった働きがありません。
毛母細胞を活性化させて発毛を促す作用に留まるため、脱毛の促進との作用で効き目が相殺されやすくなってしまうのです。
その点、キャピキシルは脱毛を食い止めつつ、強力な細胞修復作用も併せ持っていますので、ダブルの力で発毛を促してくれます。
理想的な薄毛対策ができる仕組みがそこにはあり、3倍もの働きを示すとして女性の薄毛対策にも活用されているのです。
キャピキシルはミノキシジルと違って副作用がない?
しかしそれだけが魅力的なわけではありません。
もうひとつ優れたポイントあります。
それは副作用のリスクが非常に低いということです。
ミノキシジルは医学的にも薄毛の改善に優れた力を発揮すると認められ、薄毛治療に多大なる貢献をしているのですが、ただ、副作用が出てしまうという大きなデメリットを秘めているのです。
主な副作用としては頭皮のかゆみやかぶれなどですが、しかし頭痛や動悸などのリスクも指摘され、健康面にも悪影響になる恐れがあります。
キャピキシルは安全で敏感肌の頭皮の女性にもオススメ
一方のキャピキシルに関してはそのようなリスクがありません。
安全な成分が主体となり構成されていますので、デリケートな女性でも安心して利用することが可能です。
特にシャンプーとして用いる場合、高い安全性は大きなメリットです。
毎日のケアをリスクなく行えるために薄毛対策としても取り入れやすく、敏感な頭皮の持ち主で安心と言えます。
その上で優れた効き目に期待ができますので、抜け毛の増加やボリュームダウンに悩める女性におすすめのシャンプーと言えるでしょう。