きちんと毎日シャンプーをしていても、頭皮の匂いが気になるという時がありますよね。
女性はきちんと身なりを気にする傾向があることから、頭皮の匂いに対して無頓着になっている人は多いのが現状です。
しかし、女性でも間違ったヘアケアや体質によって臭ってしまうこともあり、きちんとケアすることが必要です。
におい対策として、ヘアコロンや香水、ヘアスプレーなどで香りをつけてごまかすという人もいますが、実はこういうもには匂いそのものを消す効果はなく、上書きしてもあまり効果がないため注意が必要です。
むしろ、頭皮と香水などが混じり合って悪臭になってしまうことも考えられます。
自覚がない人もいるため、臭っているかどうかは自分の頭皮をセルフチェックすることで確認することができます。
目次
頭皮の匂いを自分でチェックする方法は?
セルフチェックの方法としては、頭皮を指やタオルで直接こすって嗅いでみる、枕の匂いを確かめる、ドライヤーを後ろからかけて風に嫌な香りがしないかを確認します。
どれ一つでも臭うと、頭皮の臭いにおいが周りにも気づかれている可能性が高いので、きちんとケア・対策をしていきましょう。
なぜ臭い!?頭皮の匂いの原因は?
きちんとシャンプーをしているのに、なぜ臭うのかという原因をきちんと把握することが頭皮ケアへとつながります。
臭くなってしまう原因はいくつかありますが、最も多いのが過剰分泌された皮脂や排出できなかった古い角質などが酸化してしまうことが挙げられます。
皮脂や角質は酸化してしまうと、古くなった油やツンとした悪臭を発生させます。また、皮脂や角質を餌にした雑菌が繁殖したり、皮膚の常在菌が異常繁殖してしまうことも頭皮の臭いにおいの原因です。
人間の体は皮膚を守るために皮脂に覆われています。つまり、皮脂を分泌させる皮脂線はどの部位にも存在していますが、その数は部位によって異なってきます。
特に首から上、顔からデコルテにかけては手足よりも皮脂腺が多く、Tゾーンは皮脂分泌の多い部分なことが知られています。しかし、頭皮はそのTゾーンの2倍の皮脂腺が存在しており、自分が気づかないうちに頭部はしっかり皮脂を分泌させているのです。
そのため、ヘアケアを間違えたり、さぼってしまうと酸化してしまいます。
そんなにおい対策としては、頭皮ケアが重要となってきます。
頭皮の匂いが気になるときのオススメなケア・対策方法
手軽な頭皮ケアとしてオススメ、そして対策方法として1番効果的なのは、今使っているシャンプーを見直すことです。
女性用の市販のシャンプーは一般的に洗浄力が強いものになります。洗浄力が強いと汚れや皮脂を落としやすいと考えられますが、必要な皮脂まで落とし過ぎてしまい、髪全体にダメージを与えてしまいます。
必要な皮脂まで落としてしまうと、皮脂腺は活発になりより多くの皮脂を分泌することになります。
皮脂が多ければ多くなるほど酸化しやすくなり、より頭皮の臭いが強くなってしまう可能性があります。
頭皮の匂いケアで使うシャンプーの選び方は?
選び方としては、できれば洗浄力の強い石油由来の界面活性剤を利用しているものは避けたほうが無難です。
シャンプーの洗浄成分にアミノ酸系の界面活性剤を使用している、アミノ酸系シャンプーがオススメです。
アミノ酸系は弱酸性のため優しい洗浄力で、髪や頭皮への刺激が少なく、洗浄力も弱いことで必要な皮脂を落としすぎることなく余分な汚れを落として、健康な状態を維持することができるとされています。
シャンプーだけでなく、頭皮の皮脂を減らすことも大切。
ただし、シャンプーだけではなく皮脂自体の分泌を抑制することも大切です。
女性で皮脂が分泌されてしまう原因は、男性ホルモンが多くなってしまうためだとされています。また、女性ホルモンが減ってしまう30代以降も注意が必要となります。
ホルモンバランスの変化は加齢以外にもストレスや睡眠不足などが原因となるため、生活習慣も改善していくことが皮脂の分泌を抑制することにつながります。
また、スペシャルケアとして髪に良いオイルを使ってマッサージをしたり、頭皮ケア用のサプリメントを飲むこともオススメです。