アプリで簡単に出品ができて、安く商品が買えることで人気なメルカリ。
メルカリはユーザー間のやり取りであることから、商品を出品してから実際に購入してお金の支払いまで、さまざまなトラブルが存在しています。
今回はそんなメルカリに実際にあったトラブルをまとめました!
目次
購入者側・購入周りのトラブル
商品を購入したのに発送されない
メルカリで頻繁に購入している人は一度は経験があるかもしれませんね。
商品ページに書いてある発送までの日数が過ぎても全然発送がされず出品者からの連絡もこない...というトラブルです。
出品者から謝罪メッセージが来てすぐに発送してくれればよいのですが、反応ないときは残念ですが諦めてキャンセルの手続きをしましょう。
出品者が設定している「発送前の日数を3日以上過ぎた場合」と、出品者からの「メッセージが3日以上ない場合」は取引画面からキャンセルすることができます。
すでに入金した場合はキャンセルの手続きのあとに事務局が返金してくれます。
コメントをしたのに出品者が返信してくれない
メルカリは買いたい商品の実物は写真でしか見られないため、
「商品の状態は良い?」
「付属品はあるの?」
「値下げできないかな?」
「後で購入したいから取り置きしておいてほしい」
など、コメントをして出品者と連絡を取りたい時がありますよね。
しかし、コメントをしたからといって出品者からすぐに返信が来るわけでもなく、いくら待っていても返信してくれないケースもあります。
出品者はいつもスマホでメルカリを見ているわけではないのですが、あまりにも返信がない場合は売る気がないのか、メルカリを放置しているので諦めるか他の出品者から購入するのがオススメです。
送料込みので購入したのに着払いで届いてしまった
メルカリの商品ページには、「配送料の負担」という欄があり、送料込みの場合には「送料込み(出品者負担)」と書かれています。
それなのにもかかわらず着払いで送られてきた、というトラブルがあります。
もし着払いで送られてきた場合は必ず「商品を受け取らない」ようにするのがベストです。
送料を払って受け取ってしまったら購入したとみなされるので受け取り拒否をして、受取評価もしないのが1番オススメです。
購入した商品が写真と違うものだった
メルカリでは商品の写真は出品者が用意をします。
丁寧な出品者であれば商品の全体だけでなく、詳細が分かるような細かい写真や、もし汚れやキズがある箇所があればそこも写真にとってのせてくれますよね。
しかし、全てがそういう写真だけでなく1枚しかなかったり、Amazonで使われているような写真を使っているケースもあります。
(メルカリでは実物の写真を使わないと違反行為になります)
写真だけで判断して購入するのはトラブルのものなので、しっかり説明文を読んだり、コメントで質問するなどして買う前にしっかりと確認しておく必要があります。
型番などで微妙な違いのある商品も要注意ですよね。
もし掲載されていた写真と違うものが届いたら出品者にメッセージを送り、返品・返金対応をしてくれないようなら事務局に連絡するようにしましょう。
購入した商品の状態が悪かった・部品などが足りなかった
これもメルカリのトラブルでよくあるケースです。
出品者側からすれば汚れやキズがある商品も値引きしないで売りたいところではありますが、購入する側とすればそういう情報は絶対に商品ページに掲載してほしいところですよね。
買ったもののパーツや部品が足りないトラブルもあります。
こういうときも出品者に連絡をとり、対応してくれなさそうなら事務局に連絡を入れるのがオススメです。
また、届いたらすぐに受取評価をせずにきちんと中身を確認してからにしましょう。
購入した商品が偽ブランド品・コピー品・レプリカだった
コピー品を売ることはメルカリでは禁止されていて、法律でも禁止されているのにも関わらず、売られているのが現状です。
特にメルカリ初心者の人は買ってしまうケースもあります。
正規品と商品ページには記載があってもコピー品のケースもあります。
売っている側がそもそもコピー品と気づいていないことも・・・!
ブランド品を購入するときは十分に注意が必要ですよね。
もし万が一買ってしまった場合はメリカリ事務局に連絡すれば対応してくれます。
返品・返金対応を依頼しても対応してくれない
届いた商品の状態が悪かったり違うものであれば返金可能なのに、出品者から「返金不可」と言われてしまうのがこのトラブル。
購入者側の都合で返金・返品対応をすることはできないのですが、届いた商品に問題があればメルカリのルール上、返金対応はできます。
こういうトラブルにあったときは受け取り評価は絶対にしないでメルカリ事務局に連絡をしましょう。
商品がまだ来てないのに受け取り評価のお願いをされた
メルカリで購入した側の役目として、「受け取り評価」をするというものがあります。
受け取り評価とは無事に商品が届いたことと取引相手を評価することなのですが、まだ来ていないのに受取評価をお願いする出品者がいます。
受け取り評価をしてしまうと届いてなくても取引が完了してことになってしまうため、もしお願いをされても「まだ商品が届いていないのでお待ち下さい」などとメッセージを送るようにしましょう。
また反対にきちんと発送をしてくれた出品者には快く受け取り評価をしてあげるのが良いです。
商品を購入したのに出品者の都合でキャンセルされた
メルカリ以外のフリマサービスで先に売れてしまったり、無在庫で販売をしていて仕入れができなくなった場合など、出品者が購入されてたのにキャンセルをする、ということがあります。
せっかく選んだ商品なのですが、出品者の都合で取引がキャンセルされた場合は、仕方ないですが購入もキャンセルになります。
でも、決済が終わっていても全額返金はしてくれるのでご安心ください。
専用にしてもらった商品を別の人に横取りされた
メルカリの決まりではないのですが、ユーザーが作った暗黙のルールとして取り置きした商品などはタイトルに「〇〇様 専用」と書いてあることがあります。
自分が購入したい商品を他の人に売られないようにしてくれるわけですから、安心して購入できますよね。
しかし、専用というのはメルカリの規約ではなく、あくまで暗黙のルールです。
メルカリでは先に購入した人に取引権があるので、もし他の人に先に購入されても諦めるしかないので注意です。
買いたいものはできるだけ専用にはしてもらわず購入手続きをしましょう。
出品者側・出品周りのトラブル
値下げ交渉のコメントがしつこい
出品者側で多いのがこのトラブルです。
メルカリでは値下げしてくれる前提だと思っている人も多く、「〇〇円なら買います!」、「〇〇円まで値下げできませんか!」とコメントされることが本当に多いんですよね。
多少の値下げならまだしも、ありえない金額で値下げ交渉をしてくる人もいるので注意が必要です。
値下げ交渉がしつこい場合は、断るための文章をあらかじめ用意をしておいて、それを使いましょう。
また、あまりにもひどい場合はブロックしてしまうのもオススメです。
出品者では結構コメントを削除する人もいます。
そういう値下げ交渉してくる人ほど取り置きしても買わなかったりするんですよね。。
購入された商品のお金が支払われない
メルカリで次に多いトラブルがこちらです。
他で安いものを見つけたり、気が変わったといった理由から入金がないのですが、支払いがあまりにも遅いときは無理に取引を進めようとせずにキャンセル手続きを行いましょう。
キャンセルする場合には購入手続きがあった3日後に取引がキャンセルできるようになるので、事務局に連絡をします。
購入してくれたから・・・という思いもありますが、支払いがないことには商品の発送もできないので、他の購入者に買ってもらった方が良いです。
商品の取り置き依頼をされたのに購入されない
メルカリには他の人に商品が購入されないように取り置きというルールがあります。
お店で「後で買うから取り置きしておいてね」と同じことですよね。
商品を取り置きしたら購入するのが普通ですが、購入者が同じ商品で安い価格のものを見つけるとそっちを買って取り置きを無視、なんていうトラブルがあります。
ちなみに、取り置きというのはメルカリ事務局が作ったルールではなく、ユーザーが作った独自のルールです。
取り置きについてもしトラブルが起こっても基本的に事務局は一切対応してくれないので出品者は注意が必要ですよ。
専用ページにしても購入されない
「専用ページ」というのは商品を取り置きした際に、他の人が購入しないように出品者がページのタイトルを「〇〇様専用」などと変える方法です。
購入側が買うつもりでいるので出品者側からすれば一安心。。。と言いたいところですが、専用ページにしても購入される確率は100%と限りません。
専用ページについても取り置きと一緒でメルカリ上の暗黙のルールになっているため、なにかトラブルが起こっても事務局はサポート外となります。
商品が届かないと言われた
商品をちゃんと送ったのに「届いてない!」と言われるトラブルには「発送中にトラブルや事故があった」、「購入者が嘘をついてる」の2つのどちらかになります。
まず、発送中のトラブルに関しては郵便局や運輸会社の追跡機能を使いましょう。
郵便局では追跡機能は別途料金がかかりますが、トラブルのことを考えるとできるだけつけたほうが良いです。
また、嘘をつかれている場合は取引が終わったらブロックしておくのがベストです。
送った商品がなぜか戻ってきてしまった
購入された商品を発送したのにもかかわらず、なぜか戻ってくるトラブルがあります。
戻ってくる主な理由としては、
- 送る住所を間違えた
- 購入者が記載している住所が違う
- 購入者が商品の受け取りを拒否した
なのですが、それぞれに対処法が変わります。
まず送る住所を間違えた場合はあなた自身が間違っていたため、正しい住所に送るしかありません。
また、購入者が記載した住所が違うのは結構多いトラブルで、そのときは「届け先の住所は〇〇でお間違いありませんか?」とメッセージで確認をしましょう。
送る際にメッセージで念のため確認するのもオススメです。
購入者が住所を間違えている場合は送料がムダになってしまうので、上乗せするのも忘れずに。
3番目の購入者が拒否した場合は、メッセージで商品を受け取る気があるのかを確認し、もし取引をしないようなら送料を負担して取引をキャンセルするのが1番無難に解決できます。
家具など配送料が高いものは住所を間違えるとかなりキツイので、メッセージで住所はきちんと確認しておくのが良さそうですね。
なにも不備がないの悪い評価を付けられた
取引自体はスムーズに終わり、特に不備もないのに「普通」、もしくは「悪い」評価をつける人がいます。
普通ならまだしも「悪い」と評価をつけられたら「え!?なんで!?」となりますよね。
特にあなに不備がない場合は、購入者に評価の理由を聞き、間違いなら変更依頼をしてもらうのが良いです。
ただし、何もトラブルがないのに悪い評価をつける人は他の人の商品にも同じようなことをしているケースがあります。
それを見抜くためにも、買ってくれた人の評価やプロフィールをチェックするなどして最悪の場合は取引をキャンセルしてしまいましょう。
嫌がらせや荒らしコメントでされた
別に変な商品ではないのに、コメント欄に嫌がらせや荒らしをしてくる人がいます。
勝手に色々言われて言い返したい気持ちもありますが、こちらが感情的になってコメントを返信すると相手の思うツボだったりもします。
もし、コメントで嫌がらせや荒らしにあった場合はコメントを削除するか、お問い合わせから嫌がらせにあったことを伝えましょう。
メルカリ事務局が不適切と判断してくれればコメント非公開、もしくはそのユーザーを利用停止にしてくれます。
購入者から受取評価をしてもらえない
受取評価をしないとお金の振込みがないので、出品者側からすれば受け取り評価って本当に大切ですよね。。。
なのに購入者が受け取り評価をしてくれないトラブルは結構多く、メッセージで受取評価をお願いしても対応してくれない人も多いです。
単純にメルカリの使い方知らない初心者であれば良いのですが、あえてやらない人はタチが悪いですよね。。
こういう場合はもう、事務局に問い合わせる、すなわち強制評価をするのが1番です。
結構早く対応してくれるみたいで、早い人は依頼してから3秒後には取引が完了したとかw
売る商品の在庫数や型番を間違えた
このトラブルは被害にあったのではなく自分のミスですが、出品している商品が多かったりまとめ売りをしていると数を間違えるなどのケアレスミスをしてしまうことがあります。
人間だししょうがないことでもあるのですが、購入された後に気づくとかなり焦りますよね。。
購入前なら商品を一度取り下げるか、説明文を変更すれば良いのですが、購入されてしまった後は素直に謝罪をしましょう。
値下げをしてあげたり代替商品を入れるなど提案すると、購入者も安心できると思います。
良い購入者であれば、そのまま取引を続けてくれて完了することができます。
購入者のおかしい理由で返金要求をしてくる
商品が到着して取引完了までもう少し、という状況で購入者からなぜか返金要求をしてくるトラブルがあります。
不良品や不備ならこちら側の落ち度なのですが、いわゆる「いちゃもん」をつけて返金しようとする人がまれにいるんですよね。
買った商品が気に入らなかったとか、やっぱりいらない、とか、そんなことを言ってくる人もいますw
こういう人に買われても良いように、まずは商品の説明はできるだけ詳しく書いておいたほうが良いです。
また、メルカリでは発送後、購入者の都合では返金・返品などキャンセルができないのでそのことを伝えてあげましょう。
最悪の場合はメルカリの事務局に相談してみるのも手です。
子供が購入したのでキャンセルしてほしいと言われた
これだけ有名になったサービスですからメルカリは老若男女いろんなユーザーがいます。
支払能力のある人ばかりではなく、親のスマホを使って勝手にメルカリで購入する、なんていうこともありますよね。
こういうトラブルのときもおかしな理由で返金要求をしてくる人と全く同じ対応になります。
まだまだある!メルカリのその他トラブル
アカウントが停止になった
これは出品者側でも購入者側でもありえることですが、メルカリで良くない使い方をしていればアカウント停止になることがあります。
もちろん、コメントを荒らしたり誹謗中傷などを書いていたり、入金しなかったりすれば違反行為になるのでアカウント停止になるのですが、他にもアカウントが停止になる理由があります。
- メルカリで複数のアカウントを作っている
- 過去の違反がいくつかある
- スパムのように短期間に大量に商品を出品
- 偽物のブランド品や法律違反した商品を出品
- 著作権違反の画像を無断で引用して使用している
- 個人情報を第3者に伝えている
- 同じ商品を重複して出品している
- 荒らしや誹謗中傷など他人へ迷惑行為をしている
また、アカウント停止については自分が何も悪いことをしてなくても事務局の手違いでアカウント停止になることもあるようです。
もし自分のアカウントが停止になったら一度事務局に問い合わせをしてみましょう。
また、アカウント停止にも2つあります。
コメントや出品、購入が一時的にできなくなる「利用停止」と、
アカウントが強制的に削除される「強制退会」です。
強制退会になると二度とメルカリが使用できなくなるので注意が必要ですね!
著作権侵害された商品が出品されている
著作権侵害した商品を売ることは法律で禁じられています。
法律違反で懲役10年以下、もしくは罰金1,000万円以下の罰が科せられます。
盗難品が出品がされている
盗難品を出品して売っていること自体が犯罪ではあるのですが、その盗難品を知っているのにもかかわらず購入してしまうと法律で罰せられます。
もし盗難品を見つけたら商品の報告をするのがおすすめです。