肌トラブルの中でも多くの人が悩みを持っているのが、「毛穴の黒ずみ」。よく毛穴の黒ずみは放置しておくのが1番という意見がありますが、決してそんなことはありません。黒ずみを放っておくと、古い汚れがたまったまま肌の表面を塞いでいる状態なので、色素が沈着して汚れが痕(あと)として残ってしまう可能性が高いのです。そんな毛穴の黒ずみの汚れや皮脂、角質のおすすめのスキンケア方法、除去方法をご紹介します。
鼻の毛穴の黒ずみの原因は?
鼻の毛穴に黒ずみができてしまう原因は大きく分けると2つあります。
スキンケアのしすぎで肌が乾燥するのが原因
肌が乾燥していると、水分が多い潤った肌に比べて毛穴が目立った状態になります。
肌が乾燥している状態はいわば、「肌がしぼんでいる状態」なのですが、乾燥した状態は毛穴が目立ち汚れや皮脂が付きやすくなります。そして肌についた汚れが酸化して黒ずみができてしまいます。
ですので、間違ったスキンケアのしすぎは肌を乾燥させてしまい、かえって毛穴に黒ずみを作りやすくしてしまいます。
肌のターンオーバー・スキンケアをせず放置しているのが原因
人の肌は年齢とともにターンオーバーといわれる肌の生まれ変わりの周期が長くなります。
また、生活習慣や紫外線によってもターンオーバーの周期が変わり、規則正しい生活を怠っていると肌のターンオーバーがされずに古い黒ずみが排出されず残ってしまいます。
また、毛穴に黒ずみが残されたまま放置していても毛穴に新しい黒ずみや角栓ができてしまうので、適切なスキンケアをしない限り黒ずみを除去することはできません。
蒸しタオルと乳液を使をって毛穴の黒ずみを除去する
毛穴の黒ずみを除去するのに1番手っ取り早い方法は蒸しタオルと乳液を使った方法です。
蒸しタオルは普通に顔に乗せるだけでも気持ちいですよね。
蒸しタオルと乳液使った手順はこちらになります。
① 蒸しタオルを顔に乗せて最初に毛穴を開く
まずは最初に水で湿らせたタオルを電子レンジを使って温めます。
温める時間は1分くらいで、少し熱くて気持ち良いくらいがちょうどいいです。
顔に乗せる時間は10分〜20分で、蒸しタオルが冷めてきたらまた温め直します。
② 乳液で肌をマッサージする
蒸しタオルで毛穴を開いた後は乳液を使います。
乳液をたっぷり手につけて顔に優しくマッサージするように馴染ませます。
強く乳液を塗りつけるようにすると肌をかえって傷つけてしまうので、優しく塗るのがコツです。
③ 乳液を洗い流した後はスキンケアで保湿する
乳液で浮き上がった汚れを洗い流した後は肌が乾燥しないように保湿します。
オリーブオイルを使って毛穴の黒ずみを除去する
オリーブオイルには人の皮脂や角栓に近い「オレイン酸」という成分が入っており、毛穴に詰まった角栓に馴染みやすいのが特徴です。また、保湿効果もあるので、黒ずみの原因になる乾燥を防ぐこともできます。
オリーブオイルを使った手順はこちらになります。
- 毛穴パックや蒸しタオルを使って毛穴を開かせておく
- 手のひらにオリーブオイルを垂らして温める
- 汚れを浮かすためにオリーブオイルを黒ずみのある鼻や頬にぬり1分くらい待つ
- 薬指を使って力を入れず下から上にマッサージをする
- オリーブオイルをティッシュで抑えながら優しく拭き取る
- 洗顔をしてオリーブオイルを落とす
オリーブオイルはスーパーで安く購入することができるので、黒ずみに悩んでいる人は是非一度試してみるのがおすすめです。
効果のある洗顔フォームを使って毛穴の黒ずみを除去する
洗顔フォームを使用した黒ずみの除去には、自分に合った洗顔商品を選ぶことが非常に大切です。
例えば乾燥肌の人や肌が弱い人が刺激の強い洗顔フォームを使用すると、単に肌を傷つけてかえって汚れを付きやすくしてしてしまいます。
また、ドラッグストアで購入できるような洗顔フォームも黒ずみを落とすだけで、その後の肌の保湿やケアがされない状態になってしまい逆効果です。
毛穴の黒ずみを正しく除去するには黒ずみを除去しつつ、保湿などのきちんとしたスキンケアを行うのが大切です。